2016年4月25日月曜日

<縦覧と閲覧の違いとは?>

前回、固定資産課税台帳の縦覧についてお話ししました。似たような言葉ですが、「閲覧」という言葉もあります。

では、縦覧と閲覧ではどう違うのでしょうか?

縦覧は、自分の土地や家屋だけでなく、同じ地域の他人の土地や家屋の評価額等を見ることをいいます。つまり比較をしてその評価額が適正かどうかの確認が出来ます。

他人の土地や家屋の評価額を見れるので、その土地や家屋の地番は書かれておりますが、住所は書かれておりませんし、所有者の名前も分かりません。

閲覧は、自分の土地や家屋の評価額、課税標準額等を見ることをいいます。自分の土地や家屋なので、評価額や地番だけでなく、課税標準額、納税者の氏名、住所等まで見ることが出来ます。

ですから、自分の土地や家屋を他と比較して高いのか安いのかを知るにはやはり、「縦覧」期間であるこの4月頃に市役所に行って比較するしかありません。

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